木蓮が咲く季節に

某作品の言葉を借りれば「エイプリルフール二日目」にあたる今日四月二日。

とんでもないデタラメを書きまくってみたい気もするがやめておこう。

父親から「木蓮の花が咲いた」とlineで写真が送られてきた。

念の為説明すると、Mok Urenの読みは「モクレン」である。普通にモクレンにしてしまうと誰かと被ってしまうのではないか、と思いこの様なクセの強い表記になったのである。

何故木蓮なのか？それは僕が生まれた記念に田舎の父親の実家の庭に木蓮の木が植えられたからである。

僕は日常生活においては本名で生活している。なのでボカロPとしての名前というのはある意味もう一つの僕の名前と言える。

父親の実家の木蓮は僕と同じ時間をかけて成長してきたものである訳で、「もう一つの自分」を表すにはぴったりだ、と思ったのである。

エイプリルフールというのは嘘だと分かる（又は当日中にネタバレをする）噓をつく日な訳だが、そういう意味で言えば明らかに本名ではないMok Urenと云う名を名乗る僕はエブリデイがエイプリルフールなのではないだろうか。だとすれば今日が「エイプリルフール二日目」というのも強ち間違っていないのかもしれない。

父親から送られた木蓮の写真を眺めそんなことを考える今日この頃である。

現在の製作状況

2月のボカコレに出す予定だった曲はミク生誕祭に出す予定です。

無色透名祭に出す曲のデモは出来てます。

今後もMok Urenをどうぞよろしく。

寒さという名の温かさ

どうも、Mok Urenです。

　ここ数日暖かかったり寒かったり、寒暖差がジェットコースターと化している。せめてどっちかにしてくれよ。何着ればいいんだか分からなくなるじゃんか…。

　そんな愚痴はさておき、今年も残すところあとひと月位。すっかり冬である。鍋が美味い季節になってきた。勿論鍋に限らず温かい食べ物（飲み物）全般が”染みる”様になったわけだが、どういう訳か冬という季節は、寒い季節であるのに関わらず「温かさ」に関する記憶が多いような気がする。

　寒いからこそ人は温かさを求める訳でそれも当然と言えばそうなのだが、夏に関しては「暑い」という記憶の方が多いような気がするのである。寒さというのは不思議なもので、僕らが本能的に求めるありとあらゆる「温かさ」、温度だけでなく、人の温かさ、温かい物語等をも印象的にしていく。そんな事もあったなぁ…というようなノスタルジックな記憶は夏よりも秋とか冬に多く思い返されるし、誰かの優しさにいつも以上に敏感になっているような気もする

　そう思えばこれからの厳しい寒さも「温かさ」を再発見させてくれる素敵なものだと思えなくもない。

　でもなぁ…空気乾燥するし、静電気すごいし、朝寒すぎて目覚め悪いし、静電気すごいし（二回目）……。

　そんな訳で只今Mok Urenは曲作り中。毎度の事、鹿島秋に手伝ってもらいつつ二曲ほど仕上げてます。来年出すつもりです。また、無色透名祭聴いてくださった皆さん有難うございます！『魔法』含め既出曲の方も宜しくお願いします！

金木犀の香る季節に

どうも、Mok Urenです。ボカロPをやっています。

あまり長い文章を書く機会も無かったので、ブログを始めてみました。

さて、涼しくなってくると同時に金木犀の香る季節になってきた。

相も変わらずいい香りである。小学校の校庭に植えてあったな、とか中高の通学路に植えてあったなとか、最早走馬灯と言わんばかりに色々な思い出が蘇ってくる。

その度に「もうあの頃には戻れないのか…」と云う事を実感させられ、何とも言えないむず痒さを感じさせられるのである。その点下手な感動系の映画より全然泣ける。

金木犀を題材に曲が書きたいと毎年思うのだがなにせ既にこの世に溢れすぎていて…

そのうち書きます。許して。

そんな金木犀と共に蘇る幾多の思い出とともに感じる事なのだが、僕は中学から音楽を始め、現在特につながりの深い友人は高校生の頃音楽をきっかけに出会った。

それ故か自分から音楽を取ったら何が残るんだ？と時々思うのである。今の生活の多くの時間を音楽に割いていて、対人関係も音楽がきっかけで、音楽が無かったらその全てが無いわけで。勿論音楽が無かったら無いなりの別の人生が僕を待っていたのだろうが。

毎度のこと熟考させられるのだが、最後にはいつもこう思う。

「少なくとも今自分には音楽があるのだから、もっとどんどんやればいい」と。

そんな訳で本日もデモを録るのである。

最後に宣伝ですが11/2~5に開催される無色透名祭Ⅱに参加します！匿名で楽曲を投稿するイベントなので、是非僕の曲がどれか探してみてください。期間が終わったら改めて自分のチャンネルで投稿する予定です。

宜しくお願いします！！